作業手順を改善するときの注意点
ミス対策をはじめるといろいろ改善すべきところが見えてきます。
そこで即座に改善するというのもひとつですが、一度立ち止まって考えてみましょう。
作業手順を変えると、その手順に慣れていないので上手に作業を進めることができなくなる。ミスが発生しやすい手順でも慣れてしまえばミスを防ぐことができる。
逆にミスが発生しにくい手順でも慣れるまではミスを生じやすい。
このことを考慮すると、頻繁に手順変更をすると作業になれる時間がないため、
ミスが減っていかず、ミスが多い状態が続いていってしまう。
したがって、作業手順を改善するときは、変更の頻度や変更の大きさと変更による作業になれなくても得られる改善効果と比較衡量して判断をするべきである。