Excel 条件付き書式を使ったミス防止策
誤った値の条件が分かっていれば、条件付き書式でセルに色を付けることで、ミスを発見しやすくできます。
かならず正の値になる場合
例として出納帳を作成しました。
有り高がマイナスになることはありえないので、有り高の列に条件付き書式を設定してあります。
この場合、出金額の入力ミスか、入金の入力漏れのミスが考えられます。
条件付き書式の代わりに、表示形式を通過表示にしても、同様の効果があります。
合計が分かっている場合
例として部署ごとの社員総数をまとめて表にしました。
全社員数は229人と既にに分かっています。
条件付き書式で、各部門の人数の合計が社員総数と等しくない場合に強調表示されるようにします。
まとめ
条件付き書式を上手に活用すれば、不適切な数値を強調表示することで、いち早くミスに気づくことができます。
数値が取りうる範囲を明確にしておくことで、この方法を活用することができます。
最終結果だけでなく途中経過に条件を設定する方法や、検算を活用する方法など、様々な応用例が考えられます。